大阪と和歌山をつなぐ要所にある都市。将来が楽しみです

和歌山県の北東端に位置する、橋本市。
2006年に、伊都郡の旧高野口町と合併を果たしました。
合併を機に、数年前から新たな行事「紀の川橋本 SUMMER BALL」が夏休みの時期に開かれるようになりました。
西側から南側にかけて伊都郡の九度山町・高野町・かつらぎ町に囲まれています。
北側と東側で、県境をはさんでそれぞれ大阪府の河内長野市や奈良県の五條市と隣接しています。
市内の大半の土地が山岳地帯で、豊かな緑で覆われているのが最大の特徴。
それでも古くから、紀ノ川を用いた流通が盛んに行われてきたことは無数に残る記録や資料からはっきりと証明されています。
高野山への参拝客にとっては、足を休める宿場町のひとつでもありました。
紀ノ川をはじめ、鉄道や幹線道路などの交通網に沿って市街地などが細長く発達してきました。
近年は、立地条件や交通システムの進歩の影響から、大阪府内などのベッドタウンという役目が強まっており、建造される団地が徐々に増えています。
橋本市は数千年前から人が暮らしていた土地のため、旧跡などはそれなりに豊富です。
寺社仏閣も少なくありません。
その中でひと際目立つのは、隅田八幡神社・相賀八幡神社・相賀大神社でしょう。
これらの3つの神社の秋祭りは、10月半ばに開催されます。
このときは市内の一般歩道を山車が練り歩く様子をご覧いただけます。
なお隅田八幡神社は、人物画が刻まれた銅鏡が保管されていることで有名です。
この銅鏡は国宝の指定を受けています。
橋本市で鉄道をご利用になるときは、JRの和歌山線と南海電鉄の高野線をお選びいただけます。
路線バスに関しては、南海バスグループと和歌山バスグループのサービスに加えて、市営のコミュニティバスのご利用が可能。
これらのバスは、橋本市民病院にお出かけになるときも便利です。
幹線道路については、京奈和自動車道のインターチェンジを3ヶ所お使いいただけます。
また国道371号線も、バイパスが市内にあるためお乗り入れは簡単でおすすめです。
橋本市の人口は、20世紀の終わりまで増加していました。
今世紀に入ると減少しています。
2023年には人口6万295人との調査結果が出ました。
同年の高齢化率は34.2%と全国平均と比較すると高い数値となっています。
橋本市で介護施設へのご入居をご検討中の場合は、特別養護老人ホームとグループホームを短時間で発見可能な状態です。
また住宅型有料老人ホーム・介護療養型医療施設・介護老人保健施設がひと昔前より増えてきました。