野球とサッカーの試合会場がすぐそばにあります

駅の周囲の光景は、方角によって対照的です。駅の北側は平凡な住宅が立ち並ぶ一角となっており、全体としては市街地といった趣向です。駅の南側もその点があてはまるのですが、駅名にもなっている「東山公園」があることがその印象を変えています。
その敷地内にはいろいろな施設が建てられていますが、何と言っても米子市民球場があることが特筆すべきポイント。プロ野球の公式戦の会場のひとつに指定されているため、試合が開催される日は例外的に旅客が殺到します。このため、普段は停車しない特急が臨時で使えるようになる可能性があるくらいです。また、地域に根をしっかり下したチームとして名高い、プロサッカーの「ガイナーレ鳥取」の試合が実施される日も同様のにぎわいを見せます。
東山公園駅は、JRの伯備線の管内にある駅です。伯備線を通して山陰本線への乗り入れができる区間に位置する点は、特色といってよいでしょう。それともう1点、東山公園駅のロケーション上の利点は米子駅の隣駅であること。山陰本線の出雲市方面に行くときの通過点となるほか、境線への乗り継ぎをする場所としてさかんに利用されてきました。通勤ライナーやアクラライナーをつかまえる場所という使い方をする旅客もたくさんいる模様です。そしてもうひとつの隣駅である伯耆大山駅も需要が高い駅です。この駅を通して、山陰本線の鳥取方面を目指せるからです。
それでは東山公園駅周囲の介護施設の状況です。この地域で介護施設を探すことは、簡単だとは限りません。施設数が少ないことが明らかなうえに、駅に比較的近い範囲にある施設はいずれも定員に達している可能性が高いところでいっぱいです。3キロくらい離れたところまで探してもあまり出てこないときは、10キロくらい距離を拡大して探す必要も出てくるでしょう。タクシーや自家用車などを駆使して、アクセス方法を検討することも大事でしょう(ちなみに、国道9号線に近いエリアです)。
施設の種別は、サービス付き高齢者向け住宅のほか介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなどが考えられそうです。入居一時金についてはばらつきがありますが、月額使用料だけならどこも20万円を超えることはめったにないと思われます。