コミュニティタクシーが発達した場所。施設と駅の往復も簡単に

周辺にある施設でひと際目立つのは、駅構内の工事にも大いに協力してきたブリヂストンの工場でしょう。もっとも、小中学校から高校、職業能力開発校と多様な教育機関が建てられていることも印象的です。学生や勤労者が往復する街並みは、独特のたたずまいを見せています。
都道17号線が近くを通りぬけているため、自動車やタクシーで行動するときはこの道路を使う頻度が自然と多くなるでしょう。現在は一般人が乗り降りできるバスの路線が見当たりませんが、コミュニティタクシーがその代役を務めています。タクシー乗り場は駅からわずか数分の距離にあるため、足腰が弱い高齢者でもしんどい思いをすることはありません。
小川駅は、西武拝島線と西武国分寺線が接続する駅です。前者については、発着駅の小平駅が2駅先にあります。この駅まで行けば新宿線に乗って新宿駅に直行することも不可能ではありません。その間にある萩山駅では、多摩湖線への乗り入れを実現できます。反対方向に目をやると、2駅先に玉川上水駅があります。多摩都市モノレール線に乗りたいときはいい中継点となります。後者の国分寺線に関しては、隣が終着駅の東村山駅です。ここで新宿線に乗り換えることもできますし、あるいは西武園線に乗り移るという手もあります。
小川駅の利用率は、一口には語れません。国分寺線側に関しては、2000年代の半ば以後少しずつ下がっています。それでも1日当たりの乗客数は長いこと7000人台を維持していますが。しかし拝島線側となると徐々に上が2004年に21世紀に入ってからの約10年で1000人以上増えています。
小川駅を中心にしながら介護施設をチェックするなら、おそらく目に入る機会が多いのはグループホームや高齢者住宅でしょうか。もしくは、サービス付き高齢者向け住宅がよく目にとまるかもしれません。住宅型有料老人ホームについては僅少ですが、介護付き有料老人ホームであれば範囲を広めに設定することで見つける頻度を高めることができます。グループホームや高齢者住宅の場合は、条件を満たせるなら格安の料金で入れるチャンスを見いだせそうです。