各種の介護施設が、入りやすい条件で点在するエリア

現在は沼津市大岡地区への玄関口という認識が強くなっています。駅の周囲には、県立高校を中心に教育機関がいくつか建てられており、その影響から子供や学生が通行する姿を見かける頻度が高いものになっています。
物静かな民家が密集した土地がそこかしこにあるのが最大の特徴でしょうか。また、公的な機関や商業施設などが点在する点も特徴のひとつ。バスの路線は多くはありませんが、伊豆箱根バスが管理する路線が駅前の乗り場を巡回しています。いわゆる幹線道路の中で、いちばん近い場所にあるのは国道414号線でしょう。
大岡駅は、JRの御殿場線の駅です。静岡県内を横切って神奈川県内にまで延びる路線ですが、大岡駅は終着駅である沼津駅のすぐ隣に位置しています。そのためJRの東海道本線に簡単に乗り継ぎできるというメリットがあるのですが、この点だけなら発着駅である国府津駅も共通しています。東海道本線は全体を含めると途方もなく長い路線ですから、使い方を心得たら行動範囲は一挙に広がるはずです。また、松田駅で下車したら小田急電鉄の小田原線に乗り移ることも難しくありません。
大岡駅は駅のサイズがとてもコンパクトで、人がよく集まる駅というイメージではないでしょう。ただし利用率は安定的です。過去四半世紀を通して、1日平均の乗客数は800~1200人の間で上下を繰り返しています。もっとも2006年以後は1000人を超える年ばかりが連続しており、その前の時期と比べて利用者が若干増えていることは確かな様子です。
大岡駅を基点にして介護施設探しをしたいときは、駅から歩いてすぐたどり着くような範囲で探すよりも、数キロほどたっぷりと範囲を定めてからとりかかったほうが時間が無駄になりません。隣にある沼津駅との中間地点にある地域には特に注意を払ったほうが建設的でしょう。バスやタクシーなどを使った場合のルートについても、軽く下調べしておくに越したことはなさそうです。
施設のタイプに特に偏りなどはみられません。グループホームやサービスつき高齢者向け住宅、各種有料老人ホームと近ごろ全国的に人気が高まっている施設はあらかた運営されています。料金システムについては、どちらかといえば全国の相場と比べて安い体系となっているパターンが主流のようです。