高齢化の歩みにあわせて介護施設も充実の一途

長泉町は静岡県の東部にある駿東郡に位置する、工場の多い町。
三島市と沼津市の間にあり、両市と繋がるように住宅街が形成されています。
添削指導でおなじみのZ会やマックスバリュ東海(旧ヤオハン)などの本社もある場所。
長泉町は労働層の人口も多く、それに比例して総人口も年々増えています。
そのため近年急速な宅地造成も行われており、その分、高齢化率も22.52%と低め。
長泉町の独り暮らしの高齢者の割合も8.17%という数値が出ており、長泉町は比較的独居老人の数が少ない町と言えます(2023年調査結果)。
しかし、高齢者数は年々増加していますので、町は「長泉町社会福祉協議会」や長泉町役場にある長寿介護課に「地域包括支援センター」や「高齢者支援チーム」などを設置し、高齢者のサポートを充実させようとしています。
また、「高齢者福祉相談」を設け、シニア世代のあらゆる相談にのるサービスなどを実施。
実際的な高齢者のフォローを行っているのです。
長泉町は地理的には富士山の南東かつ伊豆半島の北部に当たります。
町の北側では、富士山の裾野にある「裾野市」と隣接。
長泉町の「長泉なめり駅」は、裾野市の南エリアの市民にとって一番近い駅であると共に、「静岡県立静岡がんセンター」の最寄駅でもあるため、裾野市民も「長泉なめり駅」をよく利用しているようです。
交通アクセスも整っており、JR東海の「御殿場線」が長泉町にある「長泉なめり駅」や「下土狩駅」に止まります。
町内には「富士急シティバス」の一般路線バスや、長距離バスも運行中。
特に、長距離バスは東京駅や、新宿駅、渋谷駅などの駅と沼津駅を結んでいるため、東京方面まで直通で行けるので便利です。
高速道路は「新東名高速道路」の長泉沼津ICや、「伊豆縦貫自動車道(東駿河湾環状道路)」の長泉JCTや長泉ICから利用できます。
観光としては、鮎壺の滝や富士竹類植物園といった緑の美しい場所があります。
さらに、「駿河平自然公園」など公園も多く、シニア世代も散歩が楽しめる町。
さらに、公園の近くには「ベルナール・ビュフェ美術館」や」「井上靖文学館」もあり、文化的なスポットが楽しめるのも特徴。
また、長泉町には住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅といったシニア向けの介護施設も点在しており、中には出来たばかりの新しい施設も。
人口が増えている分、介護施設も新設されているのです。
有料老人ホームは入居時の費用は18~28万円、月額利用料も13~24万円程度。
低価格と言うわけでもないですが、介護だけでなく看護サービスもあるのでおすすめです。