比企郡吉見町は古墳など遺跡が多数発見された歴史の長い町

比企郡吉見町は、埼玉県中部の町。
湖沼が多く、荒川流域に広がる荒川低地は田園地帯となっており、町の西には吉見丘陵が広がります。
吉見丘陵は「県立比企丘陵自然公園」の一部に指定されています。
県内でも指折りのイチゴの産地で、イチゴ農園の並ぶ「いちご街道」や「道の駅 いちごの里よしみ」等があります。
1972年吉見村が町制を施行して「吉見町」となりました。
古代から人が住んでいた場所で、三ノ耕地遺跡の「前方後方型周溝墓」や山の根古墳、和名埴輪窯跡、横穴古墳群「吉見百穴」、黒岩横穴墓群、東松山市との境には松山城跡…等々、遺跡や史跡が多いのが特徴。
現在は工業団地や住宅地が多いです。
人口は1970年1万4,072人、1980年1万6,107人、1990年1万8,991人、2000年2万2,246人、2010年2万1,083人…と、2010年までは順調に増加していましたが、その後、緩やかに減少し始め、2015年には1万9,635人となっています。2023年には1万8,117人との調査結果がでました。
交通機関としては、高速道路は通っていませんが、埼玉県道27号・33号・66号等が走行。
町内には鉄道駅は無く、川越観光バスや東武バスウエスト吉見町巡回バスといった路線バスが吉見町と主要駅などを繋いでいます。
町民はバスや車などで、隣接する東松山市の東武東上線「東松山駅」や鴻巣市の高崎線「鴻巣駅」まで行き、鉄道を利用しています。
バスのお陰で、川越市の東武東上線・川越線「川越駅」や西武新宿線本川越駅まで行けますし、比企郡滑川町の東武東上線「森林公園駅」や鴻巣市のJR高崎線「吹上駅」にも行けます。
東武東上線「森林公園駅」の周辺にはショッピングセンターなどがあるので買物もしやすいです。
町内の観光スポットとしては、坂東三十三箇所11番札所である「吉見観音」や、高負彦根神社のポンポン山、百穴温泉、大串毘沙門様縁日が開催される大串毘沙門堂、伝源範頼館跡のある息障院、さくら堤公園、八丁湖等があります。
また、介護予防施設・悠友館、老人福祉センター・荒川荘、保健センター等の福祉施設や、町民体育館、武道館、吉見総合運動公園といった運動施設、吉見町立図書館、中央公民館、農村センター・南公民館、西部ふれあいセンター、埋蔵文化財センター、吉見町ふれあい広場、吉見町B&G海洋センター等の公共施設が充実。
商業施設としてはスーパーやコンビニ、ホームセンター等があり、介護付き有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの施設も出来ています。
介護付き有料老人ホームは入居時の頭金0円、月額利用料15万円以下。
内科や歯科との連携が出来ているので、体調不良時にも素早く対応してもらえるのが魅力です。