中山道に沿うように、個性ある介護施設が散在しています

その一方伝統を丹精こめて保存する姿勢がよく感じ取れるエリアでもあります。近くには、かつての宿場町の名残を堪能できる建物などが並んでおり、歴史をしのぶよすがには不自由しない土地です。住宅地や商業地区のバランスがよいという点での評価は上々です。
ロータリーが広々としている点は、バスやタクシーの乗りやすさをもたらしてくれます。バスの路線はかなり多く、各方向に向けて緻密に構成されており近郊に出かける際はおおいに頼りになるはずです。この駅前に参入している事業者は、朝日自動車・東武バス・川越観光バスと華やかな顔ぶれです。この3社に加えて市営のコミュニティバスが入り込んでいます。
桶川駅は、JRの高崎線の管内にあります。東北本線とも関係が深いため、大宮駅を通過して東京駅方面までなるべく時間をかけずに出向くことも困難ではありません。終着駅は、路線名に採用されている高崎駅ですが、ここまで行けば在来線(上越線・両毛線・吾妻線・信越本線)・新幹線(上越新幹線・北陸新幹線)を思う存分に乗りこなせます。
桶川駅の利用率は、時間とともに少しずつ低下する傾向が続いています。1日ごとの乗客数に注目すると、過去15年間全体では3000人程度の変化しかありません。しかし2007年を最後に28000人を下回ったり、その3年後を最後に27000人を割り込んだりと、じわじわと減少していることは否定しがたい状況となっています。
桶川駅の周辺は、介護施設を探す上でメリットがいろいろとあるエリアです。たとえば施設の住み分けがバランスよく進んでいる点はちょうどいい例となるでしょう。サービスつき高齢者向け住宅や高齢者住宅、さらに介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、それからグループホームと最近流行しているタイプなら軒並み見つけられるチャンスがあるのです。特にグループホームは安さで昔から有名ですが、相当に安価な施設がそろっている点も注目したいポイントです。
もちろんいいことずくめではありません。駅から数分でいける範囲にこだわると見つかる施設数が激減してしまう点などがまさにそうですが、総じてメリットのほうが多いはずです。