ベッドタウンでもあり、高齢化に伴って介護施設が続々と誕生

東松山市は、埼玉県のほぼ中央部にある都市で、1954年に比企郡松山町・大岡村・唐子村・高坂村・野本村が合併して誕生しました。
昔から数多くの街道が通る立地のため交通要衝として栄えた街です。
今でも交通アクセスが良く、東武鉄道「東上本線」で池袋まで1時間弱、「TJライナー」に乗れば45分で着きますので、東京エリアのベッドタウン的役割も果たしています。
主要駅である東松山駅や高坂駅を中心として多くの団地が作られ、人口も増加しました。
市内には工場も多く「ヱスビー食品東松山工場」や「すかいらーく東松山工場」など多数の工場があります。
古くから商業も盛んで「ファッションセンターしまむら」のチェーン1号店もこの地で開業しました。
現在「ピオニウォーク東松山」などの大型ショッピングモール、そして東松山駅から市役所までの「ぼたん通り」と「まるひろ通り」などに商店街もあり、買物をする楽しみもある街です。
首都圏への通勤、工場や商業のおかげで労働層も多いエリアです。
そのため高齢化率も他の都市に比べると低めで2023年の調査結果を見ると、高齢化率の全国平均は29.0%だったのに対し、東松山市はエリアによっては29.8%とほぼ同じ水準で推移してます。
都市全体で高齢化対策及び高齢者福祉サービスの充実を図る必要があると言えるでしょう。
そこで市は介護保険サービスと共に、健康作りと介護予防も兼ねた「ハッピー体操」を推進中。
また、高齢者の住まいの確保として介護老人福祉施設やサービス付き高齢者住宅の整備にも力を入れています。
おかげで市内には高齢者住宅も多数有り、料金も入居時の費用は14万円前後、月額利用料も10~15万円程度という比較的入居しやすい設定になっています。
桜など花見ができるスポットもあり、国際的ウォーキング大会としてはアジアで最大規模の「日本スリーデーマーチ」が開催されます。
また、鶏肉の代わりに豚肉を使った「やきとり」も名物で、いろいろと面白い都市です。
サービス付き高齢者住宅なら外出の自由もありますので、東松山市の高齢者住宅に入居し、毎日の散歩や買物などを楽しむのも素敵なシニアライフだと思います。
市内には100円で乗れる循環バスも走っており、東日本大震災避難者の方には無料乗車証を交付する配慮も。
高齢者住宅によっては全国から入居を募集していますので、是非、東松山市の介護施設に足を運んでみて頂きたいです。