この数年で駅が急に進化。周囲の発展も待ち望まれます

バリアフリー事業の順調な施工や、出入り口前のロータリーの完成など、短期間で大幅な成果につながっています。駅の周囲は、市の区画整理事業の対象に指定されており、まだ工事は中途段階にあります。将来的に見違えるほど便利に、美しく生まれ変わる可能性を秘めています(とはいえ、商業施設などはすでにじゅうぶんに進出しています。生活に必要な物資などは駅の周囲であらかた確保できます)。
バス乗り場なども、現状よりさらに使いやすく進歩しても不思議ではありません。現在の路線は、国際興業と市営のコミュニティバスで成り立っています。北上尾駅は、JRの高崎線に所属する駅です。
高崎線は、大宮駅を起点としていますが、大宮駅から先にある東北本線・湘南新宿ラインおよび上野東京ラインなどにつながっています。北上尾駅にこれらの直通路線が停車してくれる点は、行動範囲をダイナミックなものにしてくれます。
大宮駅とは3区間しか離れていませんが、JRの路線が大量に乗り入れている点が何よりも魅力的です。在来線と新幹線を合わせるとその数は10本前後になりますが、東武野田線や埼玉新都市交通伊奈線などへの乗り継ぎの機会を持てることも忘れてはいけないでしょう。
北上尾駅は、県立高校と隣接していることなどもあり利用率は徐々に上がっています。1日平均の乗客数を調べると、2014年度は珍しく前年度より微減していますが、20世紀の終わり頃と比べると4000~5000人くらいの増加を示しています。
現在の北上尾駅の周囲では、グループホームの増加が顕著です。小型の施設から大型の施設まで、いろいろなグループホームがありますが、ひとつ共通している点は「入居費用が安めに設定されていること」でしょう。認知症の症状が確認されるときは特におすすめです。
それ以外のタイプに関しては、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が比較的多めの模様です。できたばかりでどこを見てもピカピカの建物や、ゆったりとした生活空間が約束されるところなどがその大半を占めています。見学や体験入居を通じてその真価を余すところなく感じ取りたいものです。