最新式の中高層マンションの中に、大型の施設が混ざっています

2009年までは駅前の再開発事業や駅前のロータリーの工事などがいっせいに行われており、この10年を振り返っても劇的に便利になりました。三国駅前の発展を象徴するようにそびえ立つ「ヴュール阪急三国」の中には、たくさんの医科に受診できるメディカルセンターが入居しています。
駅前の、まだできたてほやほやと呼べるロータリーには、市営バスが管轄する路線乗り入れています。三国駅に近い幹線道路を探すと、国道176号線が該当しますが、この道路沿いに阪急バスの路線が停車する乗り場が設置されています。
三国駅は、阪急宝塚本線に所属している駅です。特急や急行列車の類はまったく停まらない駅ですが、隣接する十三駅で待っていると、準急・急行・通勤特急・特急とすべての列車に乗車できます。十三駅では神戸本線や京都本線への乗り継ぎもできるため利用価値はとても高いでしょう。この路線で最大の乗り換え場所は、3区間離れた梅田駅です。梅田駅では阪神本線やJRの大阪環状線をはじめ、細かい種類までカウントすると合計10種類におよぶ路線を利用できます。
三国駅の利用率は、今世紀に入ってからはあまり変化していません。1日あたりの乗客数を計算すると、この10数年は14000人台を記録する年がほとんどでした。もっとも近年は、微減が繰り返されているため14000人をいつ切っても不思議ではない状態です。
三国駅の周辺は、急速に開発されたばかりですが介護施設を見つける上では不適格ではありません。再開発や区画整理事業の舞台となった駅周辺では、商業施設やビジネス街などが発達する傾向が強く、介護施設などの建造はおざなりにされがちですが、三国駅の場合はその条件があてはまらない模様です。駅から1~2キロ以内という近場で探すだけでも立て続けに施設にお目にかかれることでしょう。
周囲に建てられた最新式のマンションなどと見分けがつかないことが多いのですが、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームが三国駅付近でよく見かけるタイプの施設です。建物の内部が豪華なところが当たり前のように見られますから、見学するに越したことはありません。