谷町筋と千日前通がクロスする場所のすぐ近くで交通の便は最高

谷町筋・千日前通どちらも大阪の交通の要であり、タクシーを呼び寄せるときなどはこの通りの名前を持ち出すだけで、一瞬で理解してもらえるほどです。バスについても停留所が駅の四方に置かれています。市営のコミュニティバスしか乗り入れていない点に驚く人がときどきいますが、1種類の運営元しかない状態でも路線の内容に不備などは見当たりません。
駅で降りて地上に出ると、四方には大きなビルが整然と並んでいる光景が視界に飛び込んできます。しかし都会的な光景しか見えない場所ではありません。藤次寺や生國魂神社をはじめ、寺社仏閣がかなり残されており、貴重なオアシスのような役割を果たしています。また、近鉄百貨店の支店が近く、買い物をしたいときは豊富な品ぞろえをいつでも期待できます。
谷町九丁目駅は、市営地下鉄の谷町線と千日前線が交差する駅です。谷町線側で乗車する場合、2区間離れたところに天王寺駅があります。そして5区間離れたところには東梅田駅があり、谷町線では最大のスケールを持つ駅として便利に使えるでしょう。
千日前線側で乗車すると、どちらの方角にも乗り換えできる駅が並んでいますが、隣にある日本橋駅、そしてその隣にある難波駅が、乗り換えの大きな拠点となることでしょう。このほか、大阪上本町駅へ連絡する通路が敷かれており、近鉄大阪線・近鉄奈良線を利用することは造作ないこととなっています。
谷町九丁目の利用率は20世紀中と比べるとスケールダウンしていますが、依然として高い水準を維持しています。1日平均の乗降客数は、だいぶ前から70000人台を記録したままです。
谷町九丁目駅の周辺は発展が進んでいるエリアのため、新しい介護施設などはとても限られています。ただし若干数であればあまり離れていない範囲で発見は可能です。このような施設の場合、敷地の都合上高層ビルに暮らすことになります(ちなみに、料金が高くつくとは決まっていません)。
駅から2~3キロ離れたところで探すと、施設数はだいぶ増えるためおすすめです。そのほうが、かなり安い施設や中くらいの料金体系となっている施設まで、いろいろと比較・検討できるはずです。施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅がかなり目立つ地域です。