伊賀市は忍者の里として人気。交通アクセスも良好

伊賀市は三重県北西部の街。
伊賀地域・畿央地域の中心的存在です。
人口は1995年に10万人を超え、2005年辺りまで10万人以上を維持していましたが、2010年には10万人を割り、それ以降は年々減少しています。
伊賀市は何と言っても松尾芭蕉生誕の地、伊賀忍者の里として有名。
伊賀牛などのグルメも多彩です。
特に「伊賀流忍者発祥の地」をアピールするため、市長も含めた市議が忍者の服を来て審議する忍者議会等も開催し、「忍者市」を宣言しました。
戦争の被害が少なく、芭蕉翁生家、忍者屋敷、上野城、だんじり会館、鍵屋の辻等の名所も多数。
小京都の一つと謳われています。
上野城のある「上野公園」は駅からも近く、伊賀流忍者博物館や芭蕉翁記念館、重要文化財である俳聖殿などが見られます。
近年は温泉施設も増え、気軽に温泉が楽しめるようになりました。
また、キャンプや農業体験のできる「伊賀の里モクモク手づくりファーム」も人気のようです。
昔から京都や奈良、伊勢と繋がる伊賀街道・奈良街道・初瀬街道を有した街で、伊勢神宮参宮者の宿場町としての歴史があります。
今でも交通の要衝で、交通の名古屋と大阪の中間に位置する為、伊賀市の中心エリアから、それぞれの都市まで車で1時間間30分程という距離。
名古屋・大阪方面から観光に来やすい為、毎年沢山の観光客が訪れます。
実際、交通アクセスが発達しており、JR西日本の「関西本線」と「草津線」、伊賀鉄道の「伊賀線」が走行。
市の南には近鉄大阪線も通っています。
また、西名阪自動車道と東名阪自動車道が国道25号に直結。
バス路線も豊富で、上野コミュニティバス「しらさぎ」等々、さまざまな路線バスが走行。
上野市駅前から高速バスに乗っても、大阪や名古屋まで1時間30分程です。
伊賀市は特産品が多く、組み紐(伊賀組紐)の生産量は日本で一番。
その他にも伊賀焼や梨、お茶なども有名ですし、和菓子の生産も盛ん。
笠取山、尼ヶ岳、滝川ダム、真泥ダム、木津川や服部川等々、自然の豊かな街としても有名ですが、市街地にはイオン等の大型ショッピングモールもいろいろと出来ています。
また、三重県災害拠点病院である伊賀市立上野総合市民病院や、岡波総合病院といった大きな病院もありますし、介護付き有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも出来ています。
介護付き有料老人ホームによっては、居室にトイレだけでなく、キッチンや風呂、家具などが完備された部屋も用意しています。
くつろげる空間となっていますのでお薦めです。