麻生区を代表する駅。昨今ではサ高住の存在感が強くなる傾向に

2007年には11万人を突破し、2008年には12万人を超えました。12万人オーバーのあとからは、さすがに若干の減少を記録した年もあるものの、全体としては増えており、これからもその傾向は変わらないだろうと推測されています。
この駅は名実ともに「川崎市麻生区を代表するステーション」となっており、商業施設や企業の支店・オフィスなどが開業以来周囲に続々と集まっています。2005年から2008年まで、駅の工事が行われましたが、その際に一部の商業施設が構内に進出し、いっそう便利になりました。この工事に関しては、多機能トイレといった高齢者にとって励みになる設備が増えた点も、取り上げないといけませんが。
駅の南口には、先述した商業施設やビルのほかに、大きめのロータリーがあります。この場所に乗り入れているバス会社は多く、小田急バス・川崎市営バス・東急バス・京浜急行バス・京成バスを利用できます。麻生区内・川崎市内はもとより、羽田空港・成田空港のようなかなり遠方の地に行くバスすら利用できる点は、もっと吹聴されてよいメリットです。
ちなみに、小田原線を使えば新宿駅から小田原駅までストレートに移動できますが、近くの駅で町田駅(横浜戦に接続)・相模大野駅(江ノ島線に接続)あたりでしょう。多摩線の場合は、唐木田駅までいくつかの駅がありますが、小田急永山駅・小田急多摩センター駅で京王電鉄の相模原線に乗り換え可能です。また後者では、多摩都市モノレール線への乗り換えも実現できます。
この駅が所在する麻生区では、特別養護老人ホームや老人保健施設を探すと定員に達しているケースが今のところ多いのが実態です。そこで、民間の施設も含めて検討する必要性が高いといえます。
新百合ヶ丘駅を基点に探すなら、サービス付き高齢者向け住宅の存在感が強いことにほどなく気が付くでしょう。これらの施設も、定員に余裕があるとは限らないものの、月額使用料がかなり安めになるケースが多いため、最近は近隣の住民の間でしきりと噂になっています。
有料老人ホームについては安上がりの施設がたくさんあるとは言えませんが、月額の負担額に見合った手厚いサービスを受けられることが普通ですから、その点をよく認識しながらチェックを行いたいものです。