南さつま市はお米等が美味しい

南さつま市は、鹿児島県薩摩半島の南西にある街。
地形的に市の南・北・西側が東シナ海に面し、沿岸部には、日本三大砂丘のひとつである美しい「吹上浜」が続いています。
砂丘では毎年砂の祭典や自転車の大会などが行われ、今では南さつま市の貴重な観光資源です。
自然の豊かな街で、吹上浜海浜公園や県立自然公園など、公園も多数。
南西部に広がるリアス式海岸の夕陽や、港町坊津の古い街並みも大変美しいのでおすすめです。
「鹿児島」といえば焼酎が有名ですが、南さつま市でも焼酎づくりが盛んです。
「金峰コシヒカリ」というブランド米も人気で、蕎麦やカボチャ、ラッキョウなども美味しいです。
ガラス工芸品「薩摩切子」でお酒を飲めば、ますます美味しく感じるでしょう。
市内には日本最古の定住集落跡と言われる「栫ノ原遺跡」や、「大浦ふれあいパーク」といった観光スポットも豊富です。
大浦ふれあいパークにはマッコウクジラの全身の骨格標本が展示されている「くじらの眠る丘」などがあって興味深いです。
重要無形民俗文化財である南薩摩の十五夜行事や唐カラ船まつり、野間神社例祭、竹田神社夏祭などなど、お祭りも楽しめます。
現在は市内に鉄道が通っておらず、隣接する日置市を通る鹿児島本線の「伊集院駅」、JR指宿枕崎線の谷山駅(鹿児島市)と枕崎駅(枕崎市)が最寄りで、霧島市にある鹿児島空港からのアクセスも便利です。
国道226号や道の駅「きんぽう木花館」のある国道270号、鹿児島県道20号・31号などによる、自動車での移動がメイン。
鹿児島交通バスや南さつま市コミュニティバスも走っており、市民の足代わりとして活躍しています。
交通アクセス的には少々不便なこともあり、人口は1970年5万9,584人、1980年5万2,604人、1990年4万8,113人、2000年4万3,979人、2010年3万8,704人、2015年3万5,439人…と年々減っています。2023年には3万2,279人となっています。
隣町である鹿児島市まで行くとさまざまな商業施設があり買物を満喫することができます。
何といっても自然の美しい場所ですから、「海を見ながら暮らしたい…」といった自然好きの方におすすめしたい街です。
市内にはサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなども緩やかに増えており、近年、夫婦入居可能な住宅型有料老人ホームも誕生しました。
シニア向けのお住まいを検討中の方は、南さつま市にある有料老人ホームも見学してみてはいかがでしょうか。