戸切地陣屋跡史跡公園・八郎沼公園などで気晴らしができます

北海道の南西端に位置する、北斗市。
西側で檜山郡の厚沢部町と上磯郡の木古内町と隣接し、北側で茅部郡の森町と、東側で亀田郡の七飯町と隣接しています。
函館市ともごく一部で接しています。
南端は函館湾に面した海岸線です。
2006年に、亀田郡の旧大野町と上磯郡の旧上磯町が合併して発足しました。
市内の西側や北側から中央部分にかけて山林地帯となっており、人々の居住に適した低地は南東部に広がる函館平野に、函館市および七飯町とつながっている一帯に集中しています。
沿岸部では漁業が盛んで、内陸部では農業が基幹産業として尊ばれてきました。
もっとも昨今は、工業地帯や商業地区の存在感が強まっており、市の財政に与える影響も大きくなっています。
北斗市は、江戸時代に松前藩の統治を受けた地区でした。
市内に残されている戸切地陣屋は、幕末期に勃発した箱館戦争の舞台となった場所です。
現在は史跡公園として整備されており、ご見学はとても簡単です。
桜並木があるため、春になると花見客で一気ににぎやかになります。
八郎沼は、明治前期につくられた人工の湖沼です。
昭和後期になると整備事業が実行に移され、周囲の土地全体が快適な公園に生まれ変わりました。
お散歩を楽しんでいただける遊歩道が設置されています。
沼はフナなどの川魚が放流されており、釣りを目的に訪れる市民は少なくありません。
周囲に植えられている植物はきわめて豊富で、桜やツツジは特に人気が高いです。
そして秋になると、紅葉を満喫していただけます。
北斗市で列車を用いた遠出のご計画をお立てになるなら、JRの新函館北斗駅に出向いていただくとよいでしょう。
函館本線および北海道新幹線のサービスをご利用いただけます。
そのほか、道南いさりび鉄道線のご利用も可能。
路線バスに関しては、函館バス・函館タクシー・大阪バスグループなどのサービスがご利用可能です。
幹線道路については、函館江差自動車道や国道227号線・228号線がおすすめです。
北斗氏の人口は、昭和後期から平成にかけてずっと増加していました。
ピークを迎えたのは今世紀に入ってからのこと。
現在は微減しており、2023年の調査では44,366人という結果が出ました。
同年の高齢化率は、31.1%を記録しました。
昨今の北斗市で介護施設をお探しになる場合、いちばん見つかりやすいのはグループホームです。
その次に特別養護老人ホームや介護老人保健施設が続きます。
民間の施設ではサービス付き高齢者向け住宅が急増しており、人気を着々と集めているところです。