住宅街、神社仏閣、豊かな自然…とバランスのとれた住環境を実現可能

広島市南端の中央部に位置する西区では、早くから宅地開発が行われてきました。
大規模なショッピングモールなどが充実しており、暮らし向きに関しては申し分のない水準が保たれています。
その一方、静かな寺社仏閣や緑豊かな自然なども多く残っており、バランスのとれたライフスタイルを実現できる環境となっています。
瀬戸内海に面していることから、カキの養殖をはじめ水産業が盛んな土地柄でしたが、草津漁港・井口漁港・広島観音マリーナと海路の活用が目覚ましい地域でもあります。
また広島ヘリポートがあることから空路を利用することも可能で、交通システムの発展が顕著なエリアです。
鉄道については、JR線(山陽本線や可部線)、広島電鉄(宮島線・市内線・横川線)など近隣から遠方まで多数の路線が開通しています。
都市高速道路(広島高速の3号線・4号線)や国道(2号線・54号線)などの利便性も申し分ありません。
バスに乗りたいときは広電バス・広島交通・広島バスほか数社が運行に携わっています。
西区は、市内では2番目の人口を擁する区域です。
20世紀の末期にはゆるやかな成長を続けていました、21世紀に入ってからはあまり変化がありません。
2023年の人口は18万6,779人となっており、今後は徐々に減少を続けるようになるだろうという意見が有力視されています。
しかしそれによる悪影響はまだほとんど出ていない様子です。
少子高齢化の進行については、市内ではかなり遅いほうに入ります。
高齢化率が20%に達したのはごく近年のことで、2023年の調査では24.1%でした。
これは市内では2番目に低い数値です。
本格的な高齢化時代を迎えるにあたって準備を整える猶予があるといえるでしょう。
老人ホーム・高齢者専用住宅の実態ですが、公的な施設のほうが、存在感が強い地域のひとつとみなせるかもしれません。
民間の施設については数がまだ増えている途上にあります。
巨大な自治体なのではありませんが、施設のある場所に偏りも一部指摘されていますが、そうした問題点は今まさに解決されている状況です。
裏を返せば、まだ新しくて高品質の介護設備に満ちた施設が増えているわけです。
また費用面でも選択肢が多く、格安の施設でないと入居できないという場合でも問題なく契約できるところが混ざっています。
できるだけ多くの資料を取り寄せて、希望にかないそうなところからどんどん見学していくのが近道でしょう。