交通網が発達した街で、家族の面会にも便利な介護施設ばかり

広島市安佐南区は広島市の8行政区の一つ。
広島市南区と区別するため、「安佐南区」と必ず表記されます。
1980年、広島市が政令指定都市となった時、誕生した区です。
旧安佐郡南部区域(祇園町、佐東町、安古市町、沼田町)で構成されており、人口は約24万人と、広島市8行政区の中で最も多いのが特徴。
大学、高校から保育園まで大変学校が多く、学園都市とも呼ばれています。
学校だけでなく、区内には図書館やスポーツ施設、そしてJリーグチーム「サンフレッチェ広島」のホームグラウンドも。
また、八木地区には大型電気店や衣料品販売店、飲食店などが集中し、区の中心的エリアとも言える祇園地区には量販店や郵便局などが顔を並べています。
主なスポーツ施設としては「広島広域公園」があり、さまざまなスポーツが楽しめるようになっている他、コンサートも開催できるようになっているため、EXILEやMr.Childrenといった大型アーティストも訪れます。
このように、学校や施設も多く、人口も多いため、交通アクセスも発達しています。
アストラムラインという広島高速交通の広島新交通1号線やJR可部線が通り、バスも広交バスなど数社が路線バスを走らせているので便利です。
人の多い活気ある町ですので、高齢化率は低めで、2023年の安佐南区の高齢化率は21.7%。
全国平均29.0%を大きく下回っています。
しかし年々高齢化率は上昇しており、もうすぐ4人に1人は高齢者という状況が待っていますので、今のうちに、高齢者福祉サービスの充実などを推進しておく必要があります。
そのため、安佐南区は高齢者福祉サービスを数多く実施。
主に介護などを司る「地域包括支援センター」が中心となってシニア世代の生活の充実をサポートしています。
具体的には介護予防を目的とした健康体操や、公民館などで行う「出前講座サービス」など、シニア世代が喜ぶサービスを行っています。
興味のある方は各エリアにある地域包括支援センターに問い合わせてみて下さい。
また、安佐南区内には介護施設もあります。
「一人暮らしで炊事が辛い」「夜独りは不安」と言った方は、サービス付き高齢者住宅に入居して、食事は用意してもらい、日中は散歩や買物を楽しむと良いでしょう。
料金についても、入居時の費用が20万円弱、月額利用料も12万円程度と入居しやすいプランも。
また、グループホームもありますので認知症の方にはおすすめです。
一度、施設見学に行ってみると雰囲気などが分かり、入居の検討もしやすいと思います。
電話で予約して、見学してみると良いでしょう。