西白河郡西郷村は温泉やスキーが楽しめる村

西白河郡西郷村は福島県の村。
1889年羽太村・米村・柏野村等が合併し、西白河郡西郷村が誕生。
1970年に国道289号が開通し、1973年には東北自動車道の白河インターチェンジ(白河IC)が運行開始しました。
さらには1982年には東北新幹線が「新白河駅」に発着するようになり、交通面での発展がめざましい村です。
現在、東京まで185km程ありますが、東北新幹線を利用すれば90分程で行けます。
また、JR東北本線「新白河駅」・「白河駅」を中心に、村内を一般路線バスが循環。
村民バスも運行されており、西郷役場や森の湯等にも行けます。
東北自動車道上にある「西郷バスストップ」からは新宿駅や東京駅、京都や大阪、名古屋等へ向かう高速バスも出ているので便利です。
西白河郡西郷村は観光地として人気のある場所で、村の西部には栃木県との県境である「那須連峰」がそびえ、那須連峰の一つである三本槍岳が村の西に広がり、阿武隈川が村域に流れます。
三本槍岳東側山麓には那須高原と繋がる甲子高原が広がり、甲子高原エリアには新甲子温泉、甲子温泉や「スパリゾートあぶくま」といった温泉施設も。
那須高原も含めた周辺地域には那須温泉郷、那須どうぶつ王国、那須ロープウェイ、マウントジーンズスキーリゾート那須、那須温泉ファミリースキー場、那須ハイランドパーク等々、観光スポットが目白押しです。
特に那須高原は登山道やハイキングコースが整備され、美術館やテニスコート、ショッピング施設、ホテルやペンションと言った保養地も多く、優雅なリゾートエリアとなっています。
1970年には10,454人だった人口も、1980年12,744人、1990年16,194人、2000年18,642人、2010年19,767人…と着実に増加、2023年の調査では20,317人とのことでした。
2015年には2万人を超え、2016年の調査によると、沖縄県中頭郡の読谷村、茨城県那珂郡の東海村に次いで、全国で3番目に人口が多い村です。
農業も盛んで、報徳しいたけや高原馬鈴薯といったブランド野菜や、イギリス等で良く食べられているルバーブという野菜を使った「ルバーブジャム」や、追原そばも名物。
ヤマメやイワナといった山魚も人気です。
大自然に囲まれた村ですが、近年、新白河駅の周辺にはスーパーやイオン白河西郷ショッピングセンターも誕生し、「買物も気軽にできるようになった」と言われています。
サービス付き高齢者向け住宅やグループホーム等も出来た為、老後の住居の選択肢が増えました。
サービス付き高齢者向け住宅は駅から徒歩圏にも建てられており、「気軽に外出して散歩や買物に行ける」と好評です。
一方、グループホームは居室に家具等が完備されているので、身軽に入居できるでしょう。